2006 Summer

 気になっている箇所を少しづつ!

200608
1.イグニッションコイル
 右の装着品とパーツリストの番号は
 異なっていましたが、リストの部品を入手。
 メーカーやメーカー品番は一緒です。
 6.4k。ステーが付いて、品番の印字が逆です。
 分かり難いですが、赤丸部分の形状も
 こっちの角度の方が、
丸囲いの部分の形状の違いが
分かり易いですね

コイルをモールドしている樹脂の色も
白と黒です。
装着品の樹脂にクラックや隙間は
なく、悪くない状態でした。
コイルを外して、新品と比較点検。
一次R(Ω):基準1.35-1.65(20deg.)
 装着品1.7(購入:1.6)
二次R(kΩ):基準23.4-28.6(20deg.)
 装着27.2(購入:26.3)
え〜、範囲内です。

コイルは外す機会がないので、14年分の汚れも
落としたりとかして (^^)

感想 なかなか、好かったです。車の状態もあるのでしょうが、プラグもコードの交換と比べてもインパクト大でした。
 1.細い道に左折し、2速全閉からアクセルを踏んだときの反応が力強くなりました。
 2.3速でだらだら流していて、速度が落ち気味(2000rpm代)の状態からアクセルを踏んだときの反応
 3.1速での回転上昇の際のガサツキが減少
左がスズスポのエアクリ遮熱板です。
アルマイト、鉄ステーで、164g

右は兵庫のマグネ業者さんから入手した端材AZ31から
切り出した遮熱板のパーツです。
厚さ1mmの端材は、13cm幅1mで\735と安かったです
下:鉄
中:AZ31 
アルミと亜鉛を加えた合金
上:アルミ5000材

折り曲げて作ったAZ31のステーは、
問題なく見えますが、・・・
直角に一回曲げただけで、
中央のように思いっきりクラック。

2000系ジュラルミンより曲げに向いていません。
大きいパーツのようにRを大きく取れば、
問題ないのですが
曲げは、ホーザンのオモチャな
手動ベンダーです。

仕方がないので、ステーはアルミで作成。
リベット2.5φ、ドリル5φの穴あけは、
バリも出ず、キレイに仕上がります。
  8本のリベットで止め、似た形に
仕上げます。

下側の穴が、位置調整のための長穴に
なります。
マグネは、一晩で指紋がくっきり。
バフ掛けで、消して、クリアラッカー塗装。

穴位置は特に問題なく、固定できました。

マグネ、リベット、塗料で、総額\300位。
手間が掛かっても、自作は安いです。

3kで、ドナースロットルを入手。
特にバタフライの開閉に問題もなし。
パッキン面に明らかな錆なし。
計測
 バタフライ径:35mm
 ボディのアウト(イン):39mm(35)
結構、テーパーが掛かってます。

加工屋さんを探し、安目の業者さんをチョイス。
汚れを落として発送せよとのこと。

冷却水パイプが一番錆びています。
キャブクリ、パーツクリのどちらでも
汚れの落ち方に変化無し。

オートチョークからは、いつまでも茶色安目の液が
出続けます。
少しボディを磨き、アイドルスクリュの戻りを
確認して発送。
待つこと2W。
加工前バタフライも同封され、39mmになって
戻ってきました。(^^)

マジックでネジ位置を元に戻しているようでした。
開閉に問題なし。

計測
 ボディのアウト(イン):40.5mm(39)

面積比(計算)
 +26%(ノーマル比、8mmシャフト分をキャンセル)
カッターで、ガスケット\140のスロットル部を
適当に拡大。

パーツリストのガスケットは入手できず、
一番違いのガスケットが納品されました。
穴数、切り込みが多いですが、
問題ないだろうと判断。
ウェスをあてがい、パイプを外して、
スロットルボディのボルトも。
ゴムハンマーで軽く叩いて、ボディを取り、
僅かに残ったパッキンを丁寧に剥がす。

インマニを覗く。
少しタール分があるけど、気にならない程度。
ICパイプよりずっと少ない感じ。
それより気になったのは、スロットル取り付け部奥の
バリ!(画像右、16:00の位置)
鋳物だから仕方ないのかも知れませんが、
大きく、ほぼ全周に及んでいるのは、予想外でした。
2つのボディ比較

ドナースロットルは青丸のパイプの錆が酷く、
余り程度の良いドナーではなかったようです。

赤丸の上
2本の真鍮パイプの高低さ(左大)
赤丸の左
ボルト穴に座グリあり(左)
赤丸の右
梨地(左)、切削面(右)

ちなみに、左のσ(^^)Capは、車体番号が
2000番台です。
  見た目の変化は乏しく、地味な改良です。

装着直後、冷却水のパイプが外れるトラブルが
あったりしましたが、取敢えず作業完了。

感想は、高回転(7000超)でも、力強さがある印象で、
回しても意味がありそうな気がします。 (^^)

その他
・オートチョーク(黒いゴム)下部の切り込みにスラッジを確認。
 オーバーフローしてインマニに流れているかと思うと、ちょっと、気持ち悪いですねぇ。
・加工賃も安いので、仕方ないのかも知れませんが、細かく見ると疑問が残る加工箇所が
 2点ほどありました。
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